🌼むくみ腸になる原因

1.冷えによる血行不良
腸に限らず「むくみ」とは、血液やリンパの流れが滞ることで水分が溜まってしまうことです。
そして、腸周辺の血流が悪くなるため腸の壁に余計な水分がたまりがちになり、
リンパ液の流れが悪いためその水分を取り除くことができず,どんどんむくんでしまうのです。
これらの流れが悪くなる大きな要因が「冷え」。
筋肉量の少なさやダイエット、冷たい食べ物、生理などで女性は特に体が冷えやすいため、
下半身の冷えに伴う血行不良からのむくみ腸になりやすくなるそうです。

2.運動不足
便秘などの腸環境と、日々の運動不足はとても関係があります。
デスクワークが主で体を動かす習慣がない人は、同じ姿勢でいる時間が長いため、
腸が刺激を受けず、腹筋などの筋力が低下してぜん動運動がうまくできず便秘がちになります。
また、じっと動かない生活スタイルだとストレスが溜まり、自律神経のバランスを乱すことにもつながります。

3.食生活の乱れ
血流を乱す便秘の原因になるのが、暴飲暴食や早食い・食事を抜くなどの食生活の乱れ。
急にたくさんの食べ物が胃腸に入ってくると、消化吸収のための血液が一気に流れ込み、
一時的に血行が良くなる反面、消化が落ち着くと一気に血が引いてしまいます。
その繰り返しは血流の障害になるそうです。
決まった時間にきちんと食事を摂ることで、体のリズムが整い
排便もスムーズになりますが、バラバラの時間では体内時計が狂ってしまいます。
また、刺激物や脂質の多い食事も胃腸に負担をかけるので注意が必要です。

4.下剤の使いすぎ
便秘に悩んでいる人は便秘薬や下剤など腸を刺激して、便を排出させることを繰り返します。
しかし、下剤は「刺激物」。
継続的に薬を服用していると腸の粘膜の炎症が起き、腸内の機能が低下するため腸の血流を乱してしまいます。
また次第に自然に自力で排便する力が弱くなるため、常用は避けましょう。